記事を書くと云うこと

懐疑と肯定と愛しさと切なさと心強さと。


なんだか、amazonプライム会員はプライムビデオが無料だと聞いたので、せっかくの土日をまんが日本昔ばなしを見るのに費やしました。
なんであのアニメに出てくる犬って泣かせるんだろな。

ともかく、なんだかNHKの番組に出てる某女史がオカクロについて呟いてくれて、一部の記事がバズったんですが、その影響かオカクロのメールフォームからメールを頂くことが増えた。
だいたいが好意的な内容で、記事の内容を褒めてくれたり、ちょっとした情報を書いててくれたり、ありがたい限りである。

結構、手伝いを買って出てくれる殊勝な方もあるのだが、これに関してはどう返せばよいのかわからない。
すごくありがたいことだし、手伝って欲しいのは山々なのだけど、たぶん徒労を味あわせることになるんすよね。それが申し訳ない。

毎回、色々と事件やトピックにまつわる資料を集めて記事を書くんだけど、だいたい記事に反映するのって収集した資料全体の3分の1以下なんすよ。
なかには「その事実はなかった」と分厚さに対して数文字しか反映しない資料もある。アホみたいに読みにくい資料を頑張って読んで、使うのは数行。しかも、資料の中には孫引き、丸ごと引用もあったり、新しい資料になるとネットからコピペしただけという酷いのもある。
調べに調べてその先に何もなかった――というのもザラにある。
伏魔殿業界……。

んで、集めた膨大な情報から、どうやって取捨選択してゆくか。そこもちょっと気をつかうトコロ。
もちろん、なるべく『事実であろうと推認できる』ないし『ソースとして信用できる』ものを元に書いてゆくんすけども、懐疑に寄りすぎてはつまらないし、盲信するのも馬鹿らしい。

こうやって良識に従ってフィルタリングしてゆくと、集めた情報のほとんどが未使用のまま終わる。
せっかく手伝って貰って、その資料なり情報なりを使わない――となると申し訳がないんすよね。「あなたの集めたモノは役に立ちませんでした」なんて、言いにくくて。

自分でやる分にはいいんすよ。ある仮説を立てて、何時間もかけて分厚い資料読んで、結局「なんだよコレ! ゴミじゃねーか! くやしいのう、くやしいのう」で終わるしね。自分の愚かさを笑えばよい。
だから難しいなぁ、と。

でも、趣味でやりはじめたことがここまで大きな反響をもらえてるというのは、すごくありがたいことだと思ってる。こういうメールなりを頂くと、モチベーションも上がる。結局のところ応援してもらえるのが一番の協力かなかなと思う。

あるいは何かしらの支援団体を作って、俺が働かずとも暮らして行けるようにしていただきたい。
そしたら俺は日本昔ばなしの全話をコンプリートしますから。

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