時代の流れは残酷で 2

ユダとキリストの関係を見直す必要がある、という主張がある。
ユダが裏切ったのはやむにやまれぬ事情があった。それもキリストが起因なのだと。
裏切り者の十字架は、誰が背負うべきなのだろう。



そう、私はユダ。
まず最初に謝罪しなければなりません。
松竹梅さん。悪魔さん。
そして蘭さん。

おれ、スマホになりました。iPhoneです。
「なんだよ! 約束が違う! ガラケーの復権を目指すって、共に戦うって言ったじゃないか!」
という怨嗟の声が聞こえてきそうですが、まぁ落ち着いて下さい。
短気は損気といいます。落ち着いて、文明人らしく話し合いましょう。

まず、事情を聞いていただきたい。

仕事の関係で引っ越したんですが、部屋にネット回線を引けないことが引っ越し前日に発覚しまして、大慌てだったのです。

WIMAXや他の無線でネット開通するにしても、少なくとも一週間はかかるワケです。
ネットが繋がっていないと、小説の更新もできず、調べ物もできず、松閣大ピンチです。

だいたい、僕みたいな社会不適合者から小説をとったら、何が残るのか。いや、いろいろ沢山残りますけれど、そう言う話じゃない。議論のすり替えはやめてください。警察を呼びますよ。

だって引っ越し前日だし、スケジュール超タイトだし、想定外のイベントなワケです。

したら、iPhone信者の内藤さんから電話がかかってきました。

「おい、ガラケー情弱! ようやくiphone5sの在庫がある店を見つけたぞ! 最後の一台だ! 今すぐ変えろ!」

「なんでガラケーすぐバカにされるん? あいふぉん、テザリングできるん?」

「節子! そんなんどうでもいいから、今すぐ行くんや!」

まさに渡りに船でした。

で、急遽テザリングで急場をしのぐことになったのです。
テザリングってのは、いうなればスマフォンをモデムにしてPCでネットに潜ることを言います。

いまこうしてブログを更新しているのもテザリングの力です。仕方なかったのです。
僕は裏切ったんじゃありません。むしろ、裏切ったのは貴方たちのほうだ! 僕をスマホ攻勢から守ってくれないからッ!
俺は泣いた。


とまぁ、こういう具合でして……。
まぁ、実際はガラケーでもテザリング出来るんですけどね。以前やってました。
だけど……だけど……。ガラケーからPCテザリングするケーブルが、もう在庫無し……。

ほんと、泣けちゃいますよ。ほんと、こんな時代っすよ。
望もうが、望むまいが、強制的に時代に流されてゆくのです。


んで、iPhoneに変えた感想。

操作感の悪さは、あえて言うまい。
iPhone信者の言う『自由さ』が、しょせんは箱庭での散歩でしかないことも言うまい。
ってか悪口書いたら刺されるかもなので、良かった点を書いてみたい。

PCとの同期、連携。これは便利かもですね。
PCのgoogleMapでチェックしたポイントがiphoneに同期され、音声ナビまでしてもらえるのは、引っ越したばかりの松閣には助かる機能です。

google信者である僕には、GmailだのGoogleドライブとかの連携アプリが助かります。
chromeも良い感じ。

しかし、内藤さんなどは「アプリを入れたら便利さが増してゆく」と言うのですが、ざらっと見た感じ、アプリがなかったら話にならないのかも。あって当然の機能をアプリで補完するというか……。いや、悪口は言うまい。

で、メールが嫌だという内藤さんに諭されLINEに登録しました。
したら、前野マンからメッセージが。

前野「スマホかぶれが」

いきなりの罵倒。
なんで、そんなん言われなアカンのん?

松閣「これが噂に聞くLINEイジメ、ネットイジメなのですね」

前野「おう。LINEなめんな」


ガラケーでも迫害され、LINEでも迫害され……。
こんな時代に誰がした。俺は泣いた。



2 thoughts on “時代の流れは残酷で

  1. Reply 10月 14,2013 1:35 AM

    嘘…だろ……っ

    オルタゴールさんの馬鹿!

    言い訳なんて聞きたくありません!


    激おこスティックオルティナリアティぷんぷんドリームですよホント


    ウザいぐらいコメントしてますがオルガンさんに咎められる筋合いないのでこれからもストーカーさせて頂きます←

  2. Reply まつかく 10月 14,2013 7:39 AM

    >>情弱の蘭さん
    いやースンマセンww
    しかし僕はもうガラケーじゃないので仲間意識を持つのはやめて下さいね。警察を呼びますよ。

    使ってみると便利は便利ですねー。携帯用のPCだと思えば色々出来そうな感じです。
    ガラケーの皆もスマフォーにして繋がりましょう。
    この感覚がエクスペリアンヌ

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