最後に数えた罪は34 2

If there was a time when I needed to pray
That the angels come my way.



ウエットティッシュよりウエットな松閣です。

とにかく、ギターキッズだった中学時代からこの曲が好きでした。今でも聞きながら書きモノしてます。
おれが音楽を聴きながら書いてるのがモロバレなのが、『あの橋を越えたら』っすね。これU2の『With Or Without You』聞きながら書きましたwギザテヘペロンヌ。
「君と一緒でも、そうじゃなくても、僕は生きていけない」ってこのタイトルなんすよ。

この曲って、解釈がめっちゃ分かれてて、いろんなとらえ方があるんですが、俺としてはアイルランドの恋人を歌ったものだと解釈してるんです。プロテスタントとカトリックの結ばれない愛を書いたモノだと。それを小説にしたのがアレですね。色々と失敗でしたがw

胴でもいい話でしたね。すんません。

飲んでます。せっかくなんで、つまらん話をさせて下さい。

今日は後継者を作るために、偽名仮名のレシピを書き残しておきます。
これで俺が365夜を前にして道半ばで倒れたとしても、誰かが跡を継いでくれるでしょう。

えっとね。単純なモンです。

ある○○が○○する。
これだけです。

そういや前に、エブリスタで閲覧者特典でレシピを書いてましたね。
せっかくのなのでコピペしてきました。

■おしえて松閣さん! 偽名仮名のレシピを教えて! 僕も書いてみたいよ!


とりあえず。
ある○○が、○○する。
という冒頭に適当な単語を挿入して、思いつくままに書きます。

そしてダラダラ書き綴ったあとに、オチがつかない場合は削除。

オチがついても、気に入らなければ削除して下さい。

それを何度も繰り返せば、『マレに』いいのができるハズです。

んで、その『マレに』できた良いのも削除。

これを繰り返せば、『ごくマレに』いい作品が出来るので、それも削除してください。すぐに。

ライバルが現れては、松閣さんも商売あがったりですからね。良いモノはすぐに削除するよう心がけてください。



イイ事書きますねwさすが松閣さんww

ちなみに、このスタイルはいまだに変わってません。

たとえば今思いつくモノを羅列してけば……

■ある金物屋がありあわせの金物でロボットを作ることにする。

■ある殺し屋がシャワーを浴びているときに、光線銃を盗まれる。

■ある研究家がとうとう地獄を掘り当てる。

■あるパワースポット好きの女が、パワースポットで異常なパワーを手に入れる。

■ある銀行員が、金だけを預けられるのに飽きて、他の大事なモノを預かる事にする。

■ある神が救世主の役目を、うっかり間違えて動物に与えてしまう。

■ある男が太陽から逃げるため、夜を追いかけ続ける。


ってな感じで、思いつくままに、前提を決めます。
まじ適当に考えます。荒唐無稽な方が良い感じです。

そして、それを拡げます。
例として……
■ある男が太陽から逃げるため、夜を追いかけ続ける。
を取りあげれば、まず、『どうやって逃げるか』となりますね。

これも、思いつきで決めます。
たとえば、えーと、赤道を一周する超高速列車? とか。うん、これでいいや。

それに乗って、男は永遠に太陽から逃げる。

次は、なんで逃げるのか、だよね。

なんでだろなー。
太陽が怖い=吸血鬼とか? イマイチだ。じゃあ、んとー朝が来るのを嫌がる恋人もいるよなー。俺も女の子とベッドにいるとき、朝が憎いもんなー。とりま太陽死ね!とか思うもんな。
とか色々考えます。

たぶんね、ここで自分が抱えてる『社会に対する不満』がでるんだと思うんすよ。
ふだんから考えてる、不満や不条理、そんなのがファンタジーを通して露出してくる。

たとえば、税金とかさ。バカらしいと思わないすか?
効率的に税収を使えば、もっと社会はよくなる。なのに、俺が知る限りでも、けっこう無駄遣いしてんすよ。

だから、主人公は太陽から逃げながら、税金からも逃れようとする。
『1日』をまたがなければ、永遠に時間が止まっているとも考えられる。なれば『何年度』の税金、小さいとこでは市民税から逃れられるんじゃないか?

主人公は延々と『1日』をまたがず、高速列車の中で同じ夜の下にいて同じ日付で暮らす。

じゃあ、どうなるか?

ほとんど思考実験すよね。

ここで、適当に考える。
もし列車がトラブルで、どんどんスピードアップして、光の速度を超えてしまったら、とか。

さてどうなるか。
ある瞬間に、光の速度を超えて、男は相対性理論に基づいて時間を遡ってゆく。
となると、時代も逆行して、いつしか……。


これが偽名仮名のレシピです。おわかりいただけただろうか?
かんたんなモンすよ。

荒唐無稽な前提さえ建ててしまえば、あとは理詰め、あるいは論理の飛躍で物語ができる。

これを150話続けてきただけなのですww

というわけで、アナタもこれで偽名仮名を書ける能力を手に入れました。さすが覚えが早い。
今後はアナタの思いついた話を載せれば、俺はかなり楽をできると言うこと。

2代目松閣オルタはアナタが襲名です。いやーさすがっすよ2代目!
ちゅうわけで、星新一賞もよろしくw






2 thoughts on “最後に数えた罪は34

  1. Reply あい 7月 11,2014 10:22 AM

    太陽から逃げる話すごく面白そうなんですけど(^O^)

    星新一賞よろしくwじゃないですよまったく(笑)

  2. Reply まつかく 7月 12,2014 8:12 AM

    >>あいさん
    じっさい、こういう感じでザラッと書いてゆくだけなのですw
    問題はオチですがね。書いてる途中で思いつかなかったら、だいたいボツです。
    みんなで一作ずつ星新一賞だそうよ。誰か取れるかも

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