ここはオルタジア。夜警の男は言った。
いつでも好きな時にチェックアウトできるが、決して立ち去ることはできない。
ご無沙汰しております。松閣オレタでございます。
「オレタというかオワタじゃねぇの？」
などという口の悪い方々もおられますでしょうが、一つの終わりは一つの始まり。万物は流転を繰り返し、やがて松閣オキタになるでしょう。
いやー書かなくなって2週間ほど経過しましたが、ヒマッすわ。
いかに今まで書くことに時間を費やしてきたかを再認識しましたね。時給0円のブラックな仕事でしたｗ
というワケで待機時間に久々にCivilization4というゲームをやることにした。
数年前、このゲームが廃人を生みまくったと言うことでアメリカでは『CIV4をやめるためのセラピー』が行われていたり、オープニングテーマ曲がグラミー賞取ったりした伝説のゲームです。
このテーマ曲のPVを見ればその壮大さがわかっていただけるかと思う。最後、宇宙船が古代人の岩壁画として残されるシーンが痺れる。
なんか、いま日本ではこのゲームの日本語版販売元が廃業してしまって流通が止まったらしく、プレミアがついて販売時の数倍の値段で取引されているそうだ。そんな――いまだに伝説を生んでるゲームでもあります。
単純に言えば、原始人から中世、現代を経て、未来まで文明を発展させるゲームです。
数年前に彼女さんとドハマりして以来封印してきたんですが、久々にやってみる。
今回の目標は帝都オルタジアを中心に全世界を支配し――帝都にエッフェル塔と自由の女神を建てて、そこをロボット兵に警備させる計画とする。
なんか最新のMODでは火星開発までできるっちゅうんで興味津々。
それはともかく、さっそく箱庭作りを開始する。
今回は、予測の付かないマップでやってみることにする。
マップを決めて、指導者を選ぶ。
選べる指導者は全員、一応、実在した歴史上の登場人物になってます。性格も史実に近く設定されてる。哲学志向のシッティング・ブル超格好いい。
日本は家康。なんか、スリムでイメージと違う。サムライを作れるの格好いい。
前やってた時は、このカルタゴのハンニバルがシュレックぽくて何となく愛用してた。
でもやっぱ、帝都オルタジアを作るならこうでしょう。ハラショー！同志マツカク。
よろしい、シベリア送りだ。
設定をすませて……
開始！ 文明の夜明け！
開始位置はこんな感じでした。全然ソヴィエトっぽくない。が予測の付かないマップだから仕方ない。
でも右下に牛が居るので嬉しくてテンションが上がる。
では、かいさーん！
そして解散早々、すぐ側に金鉱山発見！
金ってめちゃ希少だったような記憶がある。これは幸先の良いスタートになった。祖国、大オルタジア万歳！ 偉大なる同志マツカク万歳！
早速、この場所で開拓者に骨を埋めてもらって、金山の横に町を作る。
都市名はもちろん帝都オルタジア。
おおーオルタジア。我が永遠の楽園よー。
帝都を作ったら、牛さんの横にブタさんまで居ることが発覚。オルタ民よ、捕れ！捕りまくれ！
やはり、東側諸国的なオルティズムには『ブタ』という概念がよく似合う。
この牛と豚がオルタ民を養う食料源となります。
そして、町で最初に何を生産するかというウィンドウがでる。建物か、ユニットっすね。
最初なので、おとなしく推奨と書かれている戦士を作った。
次に文明テクノロジーの研究ウインドウも出る。これが醍醐味ッすよ！ これがやがて、宇宙開発技術にまで！ このMODなら、ロボット兵の研究まで！
でも今は蛮族のオッサンが洞窟で暇つぶしにやるようなモノしか研究できない……。くやしい。
ここはやはり、牛さんとブタさんのために、畜産を研究するか。
ゲームの開発者であるシドのヒントに、『オーケー、同志マツカク。これで畜産の研究が終わったら、牧場ができるようになるぜ！ ダスビダーニャ！』と書いてある。
ウキウキする。牧場早くできないかな。
んでよくよく見てみたら、初期状態でたまたま貰った開拓者が役に立ってない。
だから早速使ってしまうことにした。適当な場所に骨を埋めてもらって隣村を作ることにした。
隣町の名は、『ヨージヤマモト』に決定した。特に深い意味は無い。
建てた瞬間、オルタジアの赤い線が広がって、文化圏が広がった。この赤い線の内側がオルタ文化の根付いてるところです。この内側しか牧場とか作れないのです。
オルタ文化を広めるには、ピラミッドとかエッフェル塔とかにはじまる著名な建物を建てたりするしかない。
説明すると長くなるので、細かいことは割愛。
あーオルタジアにピラミッド建てたい。
でも、俺の文化圏のなかに石がない……。金山より、石切場が欲しかったかも。
宗教も興して、世界中をオルタ教に染めたい。全ての人民をオルタ教徒にし、永遠のユートピアを築き上げたい。
んで石探しに探検隊を派遣して、石かと思ったら――銀山をみつけたYO！
この後、銀山を守る守護獣ライオンによって、大オルタ国は建国以来初の殉職者を出すこととなった。
紀元前3700年の出来事であったとオルタジア叙事詩に書き残されている。
次回に続く。