ユーエフオーで迎えに行くよ

UFOが好きなんじゃなく、UFOを真剣に好きな人が好きな僕は、きっと、ずっと片思い。の巻。



新聞に載るほど悪いこともなく
賞状をもらうほど偉い事もない松閣です。

UFOってどうなんすかね。

身の回りの人たちに訊いてみたところ、約9割の人が『存在する。信じる』と答えた。
これは正しい。

『UFO=エイリアン・クラフト』ではなく『未確認飛行物体』であるからして、よくわからない何かは全てUFOであるわけです。

目撃例や証拠の95%が誤認であったり、勘違いであると。
なんてことはない飛行機や鳥、風船や気球、金星などの星、あとインチキであると。

じゃあ、残り5%はなんなのか。こりゃあ、まさにUFOですよ。
つまりUFOは確実に存在するわけです。
『UFOは存在しない!』などという人は、言葉の定義と論理を学ぶべきなのです。

とまぁ、つまらん理屈の話はともかく、最近のマイブームであるUFO論争について今日はお話ししたいと思います。

講義を始めますので、携帯は机にしまってください。操作するのに両手を使かわにゃならん全然スマートじゃないスマートフォンもしまってくださいね。

てかね、UFOというか、メン・イン・ブラックがイイ。

映画のはともかくとして、ロズウェル事件以降UFO目撃者の元に訪れるという黒服の男たちですよ。

なんだか、目撃者に『誰にも喋るな』『君は何も見なかった』と押しつけがましく言い、『喋れば身の安全は保証しかねる』とか脅迫までするらしい。

もう、うさんくさすぎて、松閣さんの琴線を刺激しまくり。こういうの大好き。

UFO事件簿さんによれば


1966年にUFOを目撃したアメリカのラルフ・バトラー夫人のもとに、翌年5月、空軍のリチャード・フレンチ少佐を名乗る人物が訪れ、目撃したUFOについて質問を受けた。

少佐は教養がありそうに見えたが、空軍士官と思えない長い髪、そして全てが新品の服装であった。

胃の調子が悪いという少佐に、大きなボウルに入ったゼリーを勧めたが、ゼリーなど一度も食べたことがないかのように、ボウルを持ち上げてゼリーを飲もうとした。

後日空軍に確認したところ、同名の少佐は在籍しているが、容姿はまるで違い、夫人を訪問した覚えもないと語った。

うむ。ゼリーは食わないらしい。
俺も好きじゃないですゼリー。あれってスライムみたいじゃん。

さらに

▼アメリカのハーバード・ホプキンズ博士は、一人で家にいる時、ニュージャージーのUFO研究機構の副会長だという男の訪問を受けた。

この男、全身黒ずくめの服装で、頭髪、眉毛、まつげもなく、肌は青白く、なぜか真っ赤な口紅を塗っていた。

博士が事件について普通に話していると、男は博士のポケットにコインが2枚あるのを言い当て、その内の1枚を手の上で消して見せた。

しばらくして男は話し方が鈍ってきてふらふらと立ち上がり

「そろそろエネルギーが切れかけてきた。もう帰らなければならない……失礼する」と言い、危なっかしい足取りで外に出て、ドライブウェー上のまばゆい光の中に消えて行った。

帰宅した家族とともにドライブウェーを調べてみると、車のタイヤとは違う何かの痕跡がついていたが、翌日には消えてしまっていた。

それから数日後、博士の息子ジョンと妻のモーリーン夫妻は、ジョンの知り合いだと名乗る男女の訪問を受けた。

二人とも30代半ばぐらいで、古いデザインの服を着ていた。

女の方は乳房の位置がずいぶん下の方にあり、腰から両足にかけてのつながり方も変だった。

二人とも転ぶのを恐れるかのように小股でちょこちょこ歩いた。

彼らはソファにぎこちなく座り、夫妻がどんなテレビを好み、どんな会話をするのかなど、プライベートな質問をしてきた。

その間ずっと、男は連れの女の体をさわったり抱きしめたりし、ジョンに「これでいいのか、間違っていないか?」と訪ねてきた。

ジョンが席を外している間に、男はモーリーンに自分の隣に座るようにしきりに誘い、モーリーンがどんなふうにできているのかを訪ね、彼女のヌード写真がないかどうか質問した。

しばらくして女が急に帰りたいと言い出した。男も立ち上がり、女とドアの間に立った。

女はジョンに「お願い、彼をどけて。私は自分の手では彼をどけられないの」と言った。

男は突然外に歩き出し、女もそれに従った。二人はさよならさえ言わなかった。

だそうだ。
端的に書けば

突然やってくる。

コインマジックを見せる。

エネルギーが切れる(註:手品のせい?)

帰って行く。

光って消える。(註:コレは分類的にイリュージョン。コインマジックよりも体力、予算ともに消費が激しい)

ええっと。なにしに来たんだろ?

言わせてもらえば、訪問を受けた博士の息子ジョン。

『ジョンの知り合いだと名乗る男女』をあっさり受け入れてはなりませぬ。
自分の知り合いぐらい把握してくだされ。

しっかりもてなして、ヌード写真までせがまれる始末。

なんだか、メン・イン・ブラックって無害じゃね?

無害どころか、ちょっぴりほっこりしますね。俺のトコにも来てほしい。

なんてことをボンヤリ考えながら過ごしてたら、ヒストリーチャンネルでMIBの番組をやってました。

『テレビがつまらん』とか、けなしてすいませんでした。

で、番組で目撃証言によるMIBの想像図がでてましたよ。

参考図:これがメン・イン・ブラックだ!
いや、気付くだろwww

あまりにも、バレバレではないかwwこれは確信犯じゃないのかw

黒服着ただけじゃねーかw
宇宙人は宇宙人の存在を隠したいのか公にしたいのかw


しかし、公正で健全な懐疑精神をもった松閣さんとしては、この映像が番組制作サイドによる印象操作であることを直ぐに見抜いたよね。さすがだよね。

この番組的には『MIB=宇宙人』って言いたいワケなんですな。

ふふん、こんな手に引っかかるほど俺は愚かではないんだぜ。


こういうのを見て『スゲー! ガチMIBだ!』とか騒ぐからUFOビリーバーは懐疑論者の奴らにバカにされるのですよ。
俺たちは洗練と抑制を学ぶべきだ。

番組ではさらに踏み込んで、実在するMIB目撃者の元に似顔絵師を派遣していました。

これを機にMIBの似顔絵を公開する算段ですね。
これで闇に包まれていたMIBの存在が全世界的に知られ、陰謀の全てが……。似顔絵の完成が待たれる。


↓できました。
参考図:これが本物のメン・イン・ブラックだ!
スゲー! ガチMIBだ!

って待ってくれ!
なんだか、色々おかしいwwww
なんだよコレは!

黒服すら着てねぇぞ!

その前に、人間ですらない! 宇宙人なのかすら良くわからん!

でも、なんだかその真っ直ぐな瞳。どこか上品な唇……。

無理だ! 俺にはとても憎めやしない!

憎めないどころか、愛してしまいそうで……。


いやね、冷静に考えてみよう。

クールでクレバーな松閣さんの武器は冷静な想像力なのだ。


俺がある日、UFOを見る。



ドアを誰かが叩く。



ドアを開けたら上の奴が
『UFOなんて、ないんだよ』


あqwせdrftgyふじこlp

待ってくれ! ちょっと待ってくれ!

UFOは無いかもだけど! もっとヤバイのがココに!
この説得力の無さwwww

いや、これは楽しいぞ。世界に拍手だ。

懐疑的なビリーバーである松閣さんとしては、こういうのは実に楽しい。

だいたい、いい大人がこういう馬鹿げた事に真剣に取り組むなんて、最高じゃないか。

真剣に信じるビリーバー。真剣に否定する懐疑論者。
そのどちらも、きっとUFOが大好きなんだよなぁ。

懐疑論者だって、すごくUFO事件に詳しいもの。一般人ならレンドルシャム事件とかフェニックス・ライト事件とか引き合いに出さないもの。普通は知らないよ、そんなマニアックな事。
つまり奴らはツンデレなのだ。みんな気をつけろ。


しかし、コレは、ある種の真理です。
恋愛にも通じます。好きだからこそ、疑う。愛したいから、疑う。

試験対策にUFOを覚えておきたい人は、語呂合わせで覚えると忘れにくいですよ。

UFO=『嘘よ! ふぉんとは 女ができたんでしょう!?』

これで試験も万全ですね。

まとまりも総括もありませんが、もう朝なんで、今回の講義はここまで。

Leave a Reply